TBSラジオのStreamという7年続いていたラジオ番組が終了してしまいました。コラムの花道というコーナーが好きで、Podcastを配信してくれていたので、海外に引っ越してからも思い出したようにダウンロードして聴いてた番組だったので、とても残念。
3月の27日に放送終了して、なんとポッドキャスト配信も3月末で終了してしまうらしい。なので、聞き逃している人は今すぐ番組サイトからiTune登録してとりあえずダウンロードだけまとめてしちゃった方がいいですよ!
番組最後のコメントで、メインキャスターの小西さんがおっしゃってた、レート(聴取率)に現れない新しいリスナーの開拓、という意味では、ものすごく大きな貢献をしたとおもいます。正直言って、広告スポンサーによって成立してるラジオ番組が、広告の部分を除いて、中身のコンテンツをポッドキャスト配信するって言うのは冒険だったと思うけど、ぼくもそうだったけど、最初にポッドキャストから番組に触れたひとも多かったはずで、そのあと例えばドライブしてるときに番組が流れてれば必ず聴く、とか言う風に、番組そのものの宣伝としては随分機能してたとおもうんですけどね。終わるのはとても残念です。
ポッドキャストで配信する際には、本放送のときに流れたCMはカットされちゃうんだけど、(なんででしょうね?広告枠を売るときの範囲が本放送だけに限定された値段ということなのか、キー局と地方局の関係なのか?)僕は少なくとも番組のファンだから、あと、面倒くさいから、多分放送の合間にCMが挟まってても聴いたと思うんですけどね。。コンテンツそのものに魅力があるからリスナーはその番組を聴く訳で、「枠」に魅力がある訳ではないんですよね。
「番組」という言葉自体が既に「番」とか「組」とか、スケジュールというか「枠」のことを示した言葉だったりするので、今まで行われてきた「枠」を売買するっていうこと自体は正しかったんだと思うんだけど、ネットが出来て、ポッドキャストが出来て、時間という枠を越えてコンテンツそのものが自由に流通する時代になってしまった今、そろそろ値付けはコンテンツに対して行われる仕組みになっていくべきなんじゃないかと思いました。ラジオ局は書籍出版社みたいに、魅力のある企画を魅力のあるパーソナリティーを組み合わせて作る制作プロデュースと販売、という商売でもやっていけないのかなぁ。中の人たちにはたくさん才能や技術ノウハウがあって、他にはまねできないと思うんですけどね。
ラジオって、テレビに比べて送り手と受け手の距離がすごく近いと思うんですね。小学生の頃、親に隠れて布団の中で深夜ラジオを聞いてた頃のあのパーソナリティーや他のリスナーとの一体感、電波で離れているけど、つながってる、あの感じ。テレビではなかなか体験できない感覚でした。
僕がネットに出会って色んなコミュニティーとかサイトとかで色んな人と会ったり仕事をしたりしてきて、ずっと思っているのは、この距離感はラジオととても似ているということ。そういう意味で、いいラジオ番組、というか音声コンテンツは、ネットでも必ず成功するはず、なんですけどね。
話は飛びますが、最近 Monocle という雑誌を定期購読しています。その雑誌が年末からMonocle WeeklyというPodcast番組を始めていて、毎週聴いているんですが、Blackberry が一社提供していますした。(追記:いまはTOTOに変わったみたい)コンテンツ自体にスポンサードする動き、出始めていますね。日本のラジオも面白いから、プロがプロデュースする良質な音声コンテンツ、どんどん出てきてほしいです。
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